人目を気にしたり、遠慮したり、自分を押し殺して
気持ちや感情を飲み込み続けたり、
やりたいことを無理だからと諦める人生から、
自分らしく、自分の人生を生きたい、個性を活かして生きたいと思う人が増えています。
自分らしく生きる、個性を活かすとは、
誰もが各々に持っている自分の天命を生き、
自己表現をし、自分の強みを活かして魂を輝かせていくことです。
一方で何でもできるスーパーマンになることではなく、
出来ないことも受け入れていくことも自分らしく生きることです。
それもまた個性。
個性的になるとプロセスの一環として他者との違いが明確になってきます。
中には異質さが目立ってしまったり、嫉妬や妬みで出る杭を打たれたり、
調和がとることが難しくなることがあります。
人間は古来より生き抜くために集団を形成してきました。
生き残っていくために、自分たちと違うものを危険とみなし、
異質なものを排除しようとする働きがあります。
これはシステムの本能的な働きです。
これが今までの社会でした。
これから求められるのは、お互いの違いを排除ではなく、認めていくことです。
受け入れなくてよいのでお互いを尊重していくことです。
つまり個性を活かして生きていくということは、
自分を際立たせていくと同時に
他者を尊重していくことが同時に求められるのです。
自分を生きようとする時はつい自分のことばかりに目が行きがちです。
この視点が抜け落ちると辛くなります。
無理して突き抜けようとしなくてもいいのです。
他者との違いを認めていくことで、より自分がわかるようになるので、
結果として個性的になっていくとも言えます。
私達人間は未熟な存在です。
だからこそお互いが違いを認めあい、凸凹を補完しあいながら、
各々が自分の能力や才能を活かしていけるようになると
その集団は調和が保たれ、成長していきます。
誰もが居場所を持てるように。
私も今、チャレンジ中です。
2020
02Dec